文化・芸術

アリスインワンダーランドにおける心理学的一考察

 一昨日の母の日は、私の希望で??北上まで家族で映画を見に行った。なんだか長ったらしいタイトルになりましたが、映画の感想文です。まだ公開中だからあんまり内容には触れないようにしたいけどそれも難しいので、まだ見ていない人は読まないほうが賢明かも。

アリス イン ワンダーランド 3D映像はまさに夢の国。

不思議の国のアリスが成長してからのお話。幼い頃の出来事、アリスはすべて夢だと思っていた。ある日好きでもない男からプロポーズされたとき、服を着て時計を持ったウサギをまた追いかけてしまいます。そして木株の穴へ、暗闇に入ります。

それはアリスの心の中?まるで深層心理の世界のようです。アリスはまた夢を見ているのだと自分に言い聞かせます。夢・・・これこそ深層心理と現実を結ぶものですから。

夢には力があります。昔は治癒夢というのもあったそうです。現代の社会では非科学的と片付けられそうですが、治癒夢をみる神殿があって、そこで病んだ所を神様に癒してもらう夢を見ると、翌朝にはすっかりよくなっていたとか。そこまでは、いかがなものかと思う人も、夢で悩んでいたことが解決したとか、アドバイスをもらったとか、何か感じたことがあると思います。

そこには顔が大きくてコンプレックスを持つ『赤の女王』と、やさしそうでおしとやか決して生き物は殺さないと誓った『白の女王』・・・まるで、マンガで頭の両サイドに出てくる天使と悪魔のようなイメージの二人が争う世界です。

アリスはこの世界で出会ったもの達と対話をし経験して、自分の中にある強さや勇気を目覚めさせていきます。混沌・・・人間の心の中には善だけではなく悪も存在します。善だけを持つ人も悪だけを持つ人もおりません。でも、人の心の中には必ず良心(これを神と言ってもいいと思います)があるのです。心の声を聞けば、返事はおのずとわかります。

『赤の女王』が率いるジャバウォッキーを倒したアリス。平和な世界が戻ってきました。ジョニーディップ扮する謎の帽子屋マッドハッターが「このままここにいればいい」とアリスに語りかけます。「それは良い考えね」・・・・・実は深層心理、自分の潜在意識に深く入り込むと、現実社会に戻れないことがよくあります。「でも、帰らなきゃ」アリスはもとの世界に戻り、強くたくましい女性として生きていくようです。

心理学に今はまっている私としては、こんな観点から見てしまいましたが、何も考えなくても結構映像的に美しい映画でした。

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