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2010年5月

自殺

 ある市議さんからメールを頂いた。この一関市で年間40人の人が自らの命を絶っているという。全国で3万人と言われても、あまり実感がないが、同じ市内ごくごく近くで40人、いや、どうやら今年はもっと増加しているらしい。

 岩手県は全国各県と比べても毎年自殺数が上位を占める。悲しい話です。確かに身近でもよく話を聞くから、本当に多いのだと実感する。

 どうか心を閉じないで話をして欲しいと思う。言葉に出すことで少しは気持ちが楽になるから。あなたは必要な人間だからこの世に存在していることを忘れないでほしい。死ぬほど苦しい思いをしているのだから、死なれた後もっと苦しい思いをする回りの人のことを考えて。

 この辺にはカウンセリング機能が充実していない。病院で数分の診察をしてうつ病と言われ、薬を処方される。少しは気持ちが楽にはなるかも知れないけど、根本は何も解決していない。本当に苦しいときに薬を使うことは大切だと思うけど、並行して心を楽にする作業をしていくべきだと思う。うつ病は回復します。うつ病にしろ他の悩みにしろ死を持って解決するのは間違えです。その辛さを乗り越えてこそ生きている意味に繋がると思います。

先日のブログ『桜散る』での話ですが、母代わりであり介護をしていた祖母が亡くなってから、私は沢山の夢を見た。ある時は高いところへ行く道を探している夢であり、ある時は山から向こう側の美しい山へどうやっていこうかと悩んでいる夢であったりした。そのころ友人に、二つのともし火を示され、どちらが好きか聞かれた。私は明るいほうと答えた。友人はほっとして言った。「良かった。暗いほうと言ったらあちらの世界へ行ってしまうような気がした」と。私自身は(健在意識では)死のうなどとは全く考えてはいなかったのだが、生きる糧のようなものをなくしてしまったのだと思う。その頃、飲んで帰ってきた私にストーブの火が燃え移り、自分自身が燃えた。そのとき「死にたくない」とはっきり思った。・・・これはフィクションではありません!

 亡き人の教示だとしたら、あまりにも手痛いものでしたが、実は看護学校へ入学した頃、包帯ぐるぐる巻きだったのです。今の自分があるのもそのお陰です。

 

そろそろ認めます。

昨日はうちに来た患者さんのお子さんを治療の間、預かりました。生後5ヶ月、すでに下の子が小学1年生となった私にとって、なんとかわいい!!赤ちゃんです。何がすきって、あの歩いたことのないプニュプニュの足の裏がたまりません。おんぶをして歩きながら、その足の裏を軽くマッサージ(ただ触りたかっただけか?)。

 横浜に住んでいたころは、仕事が中心で(夜の飲みぢゃありません)あまり近所づきあいなんてしなかったのに、長女が生まれて抱っこして歩いていると、沢山の人に声を掛けられた。それから近所の人たちとも交流するようになったし、電車やバスの中でも、席を譲ってくれたり知らない人に話しかけられたり、人の優しさに触れることが多くなりなんだか世界が変わった。

・・・・「おばさんってあかちゃんすきなんだなぁ」そのころの私はそう思っていた。

が!!子供が大きくなってきたら、赤ちゃんってなんてかわいいんだろう。懐かしい・・・こんなころもあったんだなぁ・・・あー余計なおせっかいだけど声掛けたい。「今、何ヶ月?」「かわいいねぇ」あれれ、おばさんじゃん!あー正真正銘おばさんになってしまったのね。まぁ、周りに言わせればとっくの昔からおばさんだろうけど、自覚するのは悲しいものですねぇ。

と言うわけで、子供といるのってとっても楽しいです。今日、明日は役場の2歳児・3歳児健診のお手伝い。泣く子や逃げ出す子もおりますが、子供たちの中にいると元気がもらえます。

私の行っている頭蓋仙骨療法は、新生児から行える治療です。出産時のトラウマを解消するとも言われており、横浜では助産師さんと習ったこともあります。出産直後にちょっと手を加えてあげられるのは、最高の機会だと思います。出産直後ではなくても、はやめに調整できると良いですね。うちの子たちもはまってますよ。

アリスインワンダーランドにおける心理学的一考察

 一昨日の母の日は、私の希望で??北上まで家族で映画を見に行った。なんだか長ったらしいタイトルになりましたが、映画の感想文です。まだ公開中だからあんまり内容には触れないようにしたいけどそれも難しいので、まだ見ていない人は読まないほうが賢明かも。

アリス イン ワンダーランド 3D映像はまさに夢の国。

不思議の国のアリスが成長してからのお話。幼い頃の出来事、アリスはすべて夢だと思っていた。ある日好きでもない男からプロポーズされたとき、服を着て時計を持ったウサギをまた追いかけてしまいます。そして木株の穴へ、暗闇に入ります。

それはアリスの心の中?まるで深層心理の世界のようです。アリスはまた夢を見ているのだと自分に言い聞かせます。夢・・・これこそ深層心理と現実を結ぶものですから。

夢には力があります。昔は治癒夢というのもあったそうです。現代の社会では非科学的と片付けられそうですが、治癒夢をみる神殿があって、そこで病んだ所を神様に癒してもらう夢を見ると、翌朝にはすっかりよくなっていたとか。そこまでは、いかがなものかと思う人も、夢で悩んでいたことが解決したとか、アドバイスをもらったとか、何か感じたことがあると思います。

そこには顔が大きくてコンプレックスを持つ『赤の女王』と、やさしそうでおしとやか決して生き物は殺さないと誓った『白の女王』・・・まるで、マンガで頭の両サイドに出てくる天使と悪魔のようなイメージの二人が争う世界です。

アリスはこの世界で出会ったもの達と対話をし経験して、自分の中にある強さや勇気を目覚めさせていきます。混沌・・・人間の心の中には善だけではなく悪も存在します。善だけを持つ人も悪だけを持つ人もおりません。でも、人の心の中には必ず良心(これを神と言ってもいいと思います)があるのです。心の声を聞けば、返事はおのずとわかります。

『赤の女王』が率いるジャバウォッキーを倒したアリス。平和な世界が戻ってきました。ジョニーディップ扮する謎の帽子屋マッドハッターが「このままここにいればいい」とアリスに語りかけます。「それは良い考えね」・・・・・実は深層心理、自分の潜在意識に深く入り込むと、現実社会に戻れないことがよくあります。「でも、帰らなきゃ」アリスはもとの世界に戻り、強くたくましい女性として生きていくようです。

心理学に今はまっている私としては、こんな観点から見てしまいましたが、何も考えなくても結構映像的に美しい映画でした。

病気を治すために何が大切か

日本全国どこでも医師不足は大きな問題ですね。地方ともなれば、更に深刻。今、私の住む地、岩手県の千厩町にある県立千厩病院も総合病院なのに医師の数は徐々に減り、診療科も少なくなりました。                                       このままではいけない!地域の住民も何か出来ることはないか、まず病院を知ることからはじめよう!こんな経緯から、今年の初め朝顔のたねー千厩病院を守り隊ーが結成されました。会員40名そこそこの小さい会ですが、地域住民として病院を大切にしていく活動を考えています。

さて、看護師という職業柄、一般の人とは違う視点でも色々考えてしまいます。今受講している放送大学『かしこくなる患者学』で高柳先生が素晴らしいことを言っていましたので、今日はちょっと紹介したいと思います。

 エンパワーメント・・日本ではまだ聞きなれない言葉ですね。「権利を付与する」「能力をつける」という意味が辞書に載っています。医療の分野では、患者さんが自分の病気そのものや治療法、医療機関の情報、医療費など、病気の自分を取り囲む適切な情報を提供され、それらをよく理解した上で、主体的に自分の病気について取り組む能力や権利を付与されることを意味します。読むのが面倒な言い回しですが、要するに患者さん自身が、病気に対処する力をつけることです。

病気を治すのはお医者さんや医療スタッフではありません。その人に備わってる自然治癒力がなければ、どんな薬を使ったって最新の治療法だって何も出来ませんよ。主体はあなた自身、治してもらうのではなく、治るために力を貸してもらうんです。

そう、まず意識革命。自分の身体の責任はあなた自信にあります。

では、どうすればいいか?高柳先生はこの3つをあげています。

1.イメージトレーニングする。生きると決める、元気になってよかった、今日も素敵な一日。すごく良くなった。こんな風に思うこと。

2.自分の病気の管理は自分でする。薬は自分で忘れずに飲む。病状の変化や治療では何を優先したいか等は具体的に正確に医療スタッフに伝える。。

3.いいこと探しをする。前向きに、ポシティブに考える。

ガン患者さんの追跡調査があります。余命何ヶ月と言われながらも治った人たちに共通していることは、前向きで、積極的な考え方だそうです。私も何人かそういう方を知っていますが、本当に皆さん前向き、そして世の中に感謝して毎日を楽しく生きています。

自分の細胞ががん細胞をやっつけるイメージをする等、アメリカでは子供の病棟にこのようなトレーニングをする専門家をおいています。

そうです!データとしてこのようなことが、治療に有効だと立証されています。

意識ってとっても大切。どんな治療を選ぶにしろ、自分が納得して責任をもって、落ち込んだときはピンチはチャンス!これくらいの気持ちでいけたらいいですね。

今日は夜市

今日は夜市
今夜は月一回の千厩夜市。うちの店の前では、一関からクラウンロックさんがやって来て、公演して頂きました。母友らは、謎のラー油販売、こちらは前月同様、完売です!

月一で堂々と夜遊び出来るなんて、子供達サイコーだよね。(先月、お小遣使いすぎて、今回は禁止になった家の息子みたいのもいるけど…)

昼間はぜーんぜん人通りのない商店街も夜市の夜は賑やかに、子供達の声が響きます。

仕事の合間に

仕事の合間に
おやつ作りしてみました。
おうちでタイヤキ君
初挑戦のわりにはいいデキかな。あんこの入れ方に極意を感じた。

桜散る

 その人は3月、桜の花びらの舞う頃に逝った。

もう20年以上前になる、私の祖母である。彼女は母のいるときが少なかった私にとっては、母親そのものであった。私が成人し一人前になった気でいた頃に、アルツハイマー病と診断された。祖母と父と三人暮らしであったので、症状が進むと介護は難しい。仕方なく施設を探し入居した。いやいや、入居とは言えない。その頃はこんなに介護の幅も広くないし、施設に入居と言っても精神病院の痴呆病棟。おばあちゃん子であった私は、1歳児の様にすでに状況を把握できない祖母を病棟に預け、泣く泣く帰宅した。

 1週間後、あまりの祖母の変わりように驚いた。今とは違い当たり前のように「夜中に歩き回るので手足を縛っていました」と、鎮静剤も使われたのであろう、言葉もしゃべれずふらふらになり別人のような祖母がいた。

 私は急遽仕事を退職することを決意し、自宅で介護する覚悟を決めた。まだまだ、20歳そこそこ介護のかの字も知らない素人である。人が変わってしまった祖母との日々は、格闘あり、でも日々を過ごしているうちに、「そこに卵焼きが落ちてるから気をつけてね~」???ぷぷぷっと笑える生活だった。もちろん飲みにも行ったし、それなりに楽しんでいた。

 何度となく入退院を繰り返したが、5年ほど介護した頃、また貧血がひどくなり入院。その頃には座ることも出来なくなっていたので、ベットの上で後ろから抱きかかえ「もうすぐ桜の花が咲くよ。退院したら見に行こうね」と話しをした。

 数日後、病室へ行くと呼吸がおかしい。まだその頃は医学の知識がないから看護婦さんに告げると大慌てになった。あっという間に心臓マッサージ・・終末期の呼吸だった。「もうこれ以上はかわいそうだから、終わりにしましょう」カップラばかり病室で食べていて心配してくれた婦長が肩を抱いてくれた。

 桜の花びらが散る頃、祖母を乗せた車で本牧の桜並木を通った。

 彼女の死は、私を大きく変えてくれた。今まで勤めていた銀行、不動産業(バブリーな頃、渋谷の事務所では億単位の物件が動いていたけど・・・)がつまらなくなってしまった。お世話になっていた福祉課の人などに勧められ、看護学校へ入った。

 たとえ痴呆でも寝たきりでもその人が生きているのには理由がある。病院へ勤務していて感じた。自分も祖母の生き方、死に方から人生を教わったから。

 実は昨日、友人からメールを貰った。その友人は教師をやめ、海外の学校で日本文化を教えたり、最近帰国して養護施設でボランティアをしているという、目標に向かい常に前進あるのみのパワーウーマン。各地でのエピソードを教えてもらい、私が元気を貰っている。その友人が介護の生活に入るという。

 2回目のブログはもっとお気楽にと思ったけど、性格もまじめなんだなぁ・・(笑)それに、彼女にエールを送りたかった。いや、介護をしてる人、みんな頑張ってくださいね。育児と違って先が見えないけど、教えられること沢山あると思います。前向きに、明るい介護生活。きっと新しい何か見えてくると思います。

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